誇りか、怠慢か



最近、Twitterでとあるダンスインストラクターの投稿を読んだじゅりっこさん。



どんなツイートかというと・・・


「ダンスレッスンは、楽曲の著作権というグレーな部分に目をつむって行っている。そのうえ、最近ではKPOPクラスとかいって、本家アーティストの振付を有料で教えるダンススタジオも増えている。これってどうなの?」



こんなかんじの内容。




つまり、ダンスレッスンはそもそも勝手に(JASRAC包括契約スタジオを除く)曲を使っているのでだいぶグレー。

そのうえさらに振付まで勝手に使って、それお金取っていいんですか?っていうこと。






難しい問題ですね。


じゅりっこさん、実は一年前くらいまでこのツイートと似たような考えでした。




自分がYouTubeで無料公開しているレッスンを、月数千円とって行うダンススタジオがあることに疑問をもっていました。


でも最近は考えが変わったそうで。



以下、じゅりっこさんのお言葉です。






昔は

「ダンサーが自分で作ったオリジナルの振付だけが正義!有名アイドルの振付をレッスンで使うなんてケシカラン!」

って考えてた。



でも今は、

「需要があるということはそれを求めている人がいるってこと。良い悪いではなく時代の変化だ」

と考えられるようになった。




私は小さいとき安室奈美恵ちゃんが大好きで真似して踊っていたけど、あの当時に安室奈美恵ちゃんのダンスを教えてくれるダンススタジオがあったら絶対通っていたと思う。


当時はそういったサービスや発想がなかっただけ。



ダンサーとして誇りをもつ自分の目線だけでなく、お客さん(生徒さん)の目線で考えられるようになった。



(※ただし、私は基本的にコピーダンスでレッスンはやらない。なぜかというと、自分が作った振付じゃないから100%絶対の正解がわからないため。お金を頂いて教えるなら絶対100%正しいことを教えたい。)




KPOPクラスで憧れのアイドルの振付を教えてもらえるのはきっと今の子たちにとって幸せなことで、それを全否定するのは違うなと思う。




また、そういった時代の変化や潜在的なニーズを考えずに新しい時代に文句を言うインストラクターは、ただの怠慢だ。


そうやって新しい変化にアレルギー反応をおこしてばかりで、このダンス業界は発展していけるでしょうか。





長年ダンスインストラクターを続けている大御所の先生、

そして長年ダンスレッスンに通って圧倒的スキルを身に着けたけど表に出られない「セミプロ」のダンサーほど、こういった傾向が強い。



そういう本当に実力のある人たちがプライドを目一杯抱えていて身動きが取れない状態だから、ダンサーの社会的価値が低いままなんだと思う。





どんなにうまくても、必要とされなければ趣味の範疇を超えない。


プロを名乗るなら必要とされなければいけない。


必要とされるためにはどんな需要があるのかきちんと考えて提供しなければいけない。





実力のあるダンサーが表に出てこられない原因は

誇りか、怠慢か。


私はダンス業界をもっと盛り上げてもっとたくさんの人にダンスを楽しんでもらいたいから、その両方と縁を切った。




ダンス業界のみなさん、どう思われますか。

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